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怜玢
  • 執筆者の写真綟里食べる通信

【及川省吟】 おいしさを、おいしいものを䜜る過皋を䌝えたい

曎新日2018幎8月27日

及川省吟さん、綟里の海でワカメ、ホダ、ホタテの逊殖、たた、サケやマスの定眮網持に埓事されおいる。18歳から船の敎備や酒の配達の仕事をしたのち、父の死をきっかけに22歳から持垫の道を歩み始めた。


定眮網を匕っ匵っおる及川省吟さんです。

䞉陞の海を誰よりも愛し、持垫ずしお生きる


䞉陞海岞でずれる海産物は日本䞀だよ。


特に俺の䜜るわかめは䞀番おいしい。


山からの豊かな恵みを受けた䞉陞のリアス匏海岞の䞭倮郚に䜍眮する越喜来湟ではワカメやホタテの逊殖が盛ん。そんな枯で仕事する及川さんは「䞉陞の海産物は日本䞀」ず断蚀する。たた自身が逊殖するワカメに察しおも、自信を持っおおり、「うちのわかめが䞀番うたい。厚すぎおも薄すぎおもダメ。11月に皮を仕掛けおから24月に出荷するたで倧切に育おるんだよ。たった䞀日過ぎただけでも色が倉わっちゃうから本圓に倧倉な仕事」ず蚀う。


味や圢だけでなく色にたでこだわる及川さんからは、持垫ずしおの情熱が感じられた。


自然に感謝し、海に感謝する


倧切なのは生かさず、殺さず。皌ぐのは倧倉だけど海は楜しい。

そのギャップこそが楜しい。


自然盞手の持業は氎揚げ量も収入も䞍安定。日々の生掻では朝1時から倜の海に出るこずも珍しくないそう。そんな暮らしを送る及川さんは自然に察する自らの理念をこう蚀われた。「倧切なのは生かさず、殺さず。ずらないず生きおいけないけど、ずりすぎもよくない。俺たち持垫は海に生かされおるんだよ。」この蚀葉から海ぞの尊重ず感謝がよく䌝わった。持垫の生掻は楜じゃないけど、持は楜しい。そのように自由に仕事できるのも持垫の魅力だ。海を尊重するこずを決しお忘れずに、倧奜きな海で存分に持を楜しむその姿を芋おいるず、及川さんが぀くる海産物のおいしさの理由が分かった気がした。


おいしさを䌝えたい、䞉陞の男の熱い思い


䞉陞の幞のおいしさ、それを育おる過皋を知っおほしい。


25幎以䞊海ず共に生き、各地に玠晎らしいものを届けおきた及川さん。そんな及川さんは以前、北海道からヒッチハむクをしおきた倧孊生のために自分でずったホタテを送っおあげたそう。及川さん曰くその倧孊生は「ホタテの身はこんな圢をしおいるんだ」ず初めお芋る生のホタテに匷く感動しおいたずか。このように、実際に䞉陞の地を蚪れなければ海産物の本圓のおいしさを味わうこずはできない。たた、それを育おる持垫の苊悩を知るこずもできないだろう。「この地域の人たちだけでなくお日本䞭の人々に䞉陞の海産物のおいしさ、そしおおいしいものを䜜る過皋を䌝えたい。少しでも䞉陞に興味を持っおくれたらうれしい」そう語る及川さんは日本䞭においしさを䌝えるために今日も朝から海に出る。


 

線集者

岡村 博貎菅原 慎也


岡村(å·Š) 菅原(右)

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